After Effects

再生エリアで使うべきショートカットと便利な機能【AfterEffects】

再生エリアの場所

タイムラインパネルの再生エリア
AfterEffectsでの作業中、ほとんど常に操作するエリアです。

その再生エリアで使えるショートカットと便利な機能についてまとめました。
何か1つでも、ご参考になればと思います。

ショートカットはWindowsベースのキーでまとめています。
Macの場合は以下のキーになります。
Ctrl=command、Alt=option

再生ヘッド移動

1フレーム戻る・進む Ctrl + ←・→
10フレーム戻る・進む Ctrl + Shift + ←・→
前・次のキーフレームに移動 J・K
選択したレイヤーのイン・アウトポイントに移動 I・O
コンポジションの開始点・終了点に移動 Home・End
ワークエリアの開始点・終了点に移動 Shift + Home・End
コンポジションマーカー「0〜9」に移動 0〜9

再生エリアの設定・表示

ワークエリアの開始点・終了点を設定 B・N
ワークエリアをコンポジション全体に設定 ワークエリアをダブルクリック
コンポジションマーカー「0〜9」を作成 Shift + 0〜9
ズームアウト・ズームイン -・^(ハイフン・キャレット)
フレーム間隔にズームイン ;(セミコロン)
再生エリア全体を表示 Shift + ;(セミコロン)
グラフエディターを表示 Shift + F3

グラフエディターを表示

グラフエディターではキーフレーム間の動きをグラフで確認できるため
感覚的にアニメーションの緩急を調整することができます。

グラフエディターには値グラフ・速度グラフ・参照グラフの3種類があり
グラフ上で右クリックまたはグラフ下のマークをクリックすることで
切り替えが可能です。

グラフエディターの画面

レイヤー移動・トリム

レイヤーを1フレーム前・後にシフト Alt + PageUp・PageDown
レイヤーを10フレーム前・後にシフト Alt + Shift + PageUp・PageDown
レイヤーを1つ後・前に移動 Ctrl + [・](左大括弧・右大括弧)
レイヤーを後面・前面に移動 Ctrl + Shift + [・](左大括弧・右大括弧)
現在の時間でレイヤーのイン・アウトポイントを設定 [・](左大括弧・右大括弧)
レイヤーのイン・アウトポイントを現在の時間にトリム Alt + [・](左大括弧・右大括弧)
現在の時間でレイヤーを分割 Ctrl + Shift + D
コンポジションをワークエリアにトリム Ctrl + Shift + X

現在の時間でレイヤーのイン・アウトポイントを設定

レイヤーを再生ヘッドの位置までスライドさせることができます。

現在の時間でレイヤーのイン・アウトポイントを設定現在の時間でレイヤーのインポイントを設定

レイヤーのイン・アウトポイントを現在の時間にトリム

レイヤーを再生ヘッドの位置までトリムすることができます。

レイヤーのインポイントを現在の時間にトリムレイヤーのインポイントを現在の時間にトリム

キーフレーム移動・追加

選択したキーフレームを1フレーム前・後にシフト Alt + ←・→
選択したキーフレームを10フレーム前・後にシフト Alt + Shift + ←・→
アンカーポイントのキーフレームを追加/削除 Alt + Shift + A
位置のキーフレームを追加/削除 Alt + Shift + P
スケールのキーフレームを追加/削除 Alt + Shift + S
回転のキーフレームを追加/削除 Alt + Shift + R
不透明度のキーフレームを追加/削除 Alt + Shift + T
タイムリマップを有効にする Ctrl + Alt + T

タイムリマップを有効にする

レイヤーの先頭と後尾にタイムリマップのキーフレームが打たれ
これによってスロー・早回し・逆再生などができるようになります。

静止画以外のレイヤーで使用可能です。

タイムリマップを有効にする

キーフレーム設定

キーフレームをイージーイーズに設定 F9
キーフレームをイージーイーズインに設定 Shift + F9
キーフレームをイージーイーズアウトに設定 Ctrl + Shift + F9
キーフレーム速度を設定 Ctrl + Shift + K
キーフレーム補間法を設定 Ctrl + Alt + K
キーフレームの停止補間法を切り替え Ctrl + Alt + H

キーフレーム速度を設定

イージングの速度を数値で入力できる機能
アニメーションの緩急を統一させたい時などに有効です。

グラフエディターを確認しながら設定をすると
キーフレーム間の動きが把握しやすくなります。

キーフレーム速度を設定の画面

ショートカット以外の便利な機能

再生ヘッドにスナップ Shiftを押したまま
キーフレームやレイヤーをドラッグ
キーフレーム補助・補間の解除
時間補間法を自動ベジェに切り替え
Ctrlを押したままキーフレームをクリック
キーフレーム間の比率を保ちながら移動 3つ以上のキーフレームを選択した状態で
Altを押したままドラッグ
シーケンスレイヤー 複数のレイヤーを選択して右クリック
→キーフレーム補助
→シーケンスレイヤー

シーケンスレイヤー

複数のレイヤーを一定間隔で再配置することができる機能で
レイヤーを選択した順番で階段状に並べることができます。

シーケンスレイヤーでレイヤーの開始位置を階段状に配置